こんにちは、Good Life Spaceです。
近年、共働き世帯の増加や高齢化に伴い家事代行サービスを利用している方も増えてきていますが、それと共にトラブルも発生しています。
家事代行サービスを利用する前に、どのようなトラブルがあるのか、またその対処法を知っておくことが重要です。
今回は家事代行サービスで実際に起こったトラブルとその対処法をご紹介します。
これから家事代行を利用する方は、是非参考にしてください。
家事代行利用時のトラブルに関する相談件数
家事代行サービスは年々利用者が増えており、その結果トラブルに関する相談も増加傾向です。
実際に国民生活センターに寄せられた相談件数2013年から1000件近く寄せられており、2015年からは524件と減少しています。
相談年 | 件数 |
2012年 | 783件 |
2013年 | 940件 |
2014年 | 919件 |
2015年 | 524件 |
家事代行で実際にあったトラブル5選
ここからは、家事代行サービスを利用した際に実際に起こったトラブルをご紹介します。
家事代行で実際にあったトラブル①料金に関するトラブル
家事代行サービスを利用する際に起こりやすいのが、料金に対してのトラブルです。
実際にあった相談として「契約している料金より多く請求された。」や「料金に見合うサービスではない。」「WEBに載っている金額と異なる。」などがあります。
こちらは、家事代行サービスを利用する前に自宅での無料見積もりサービスなどを利用せずに、WEBだけで家事代行を依頼する際に起こる可能性が高いです。
料金に関するトラブルを起こさないためにも、事前の見積もりを怠らない事と不在時の鍵の預かり料金やスタッフへの交通費などのオプション料金の内容も細かくチェックするようにしましょう。
家事代行で実際にあったトラブル②破損・汚損に関するトラブル
家事代行を行ってくれるスタッフが、故意ではなく床に傷を付けてしまったり、食器を割ってしまう事もあるかもしれません。
実際にあった事例として「床を水浸しにされた」や「エアコンを壊された」などがあります。
このようなトラブルは、家事代行サービスを利用する際に起こってしまう可能性をゼロにすることは出来ません。
ですので、万が一起こってしまった際に保証してくれるサービスがあるのかを契約する際に確認することが大切です。
また、本当に大切にしているものは家事代行スタッフが触らない場所にしまっておくなどの対策も必要でしょう。
家事代行で実際にあったトラブル③スタッフに関するトラブル
家事代行を利用する際に不安に感じるのは、スタッフとの相性ではないでしょうか。
実際にあった事例として
- スマホばかりいじって掃除をしてくれない
- 突然キャンセルされた
- 定期利用しているのに毎回違うスタッフが来るので、毎回掃除の内容を説明する必要がある
などがあります。
家事の負担を減らすために家事代行サービスを利用していても、スタッフとのコミュニケーションがうまくいかずに、むしろ家事のストレスが増えては意味がないですよね。
このような事が起きないように、スタッフを指名出来るシステムがあるか、万が一合わなかった際にもスタッフを変更できるのか事前に必ず確認しましょう。
家事代行で実際にあったトラブル④サービス内容に関するトラブル
家事代行サービスでは、利用者によって家事代行で期待している内容も異なるので、依頼した内容が出来ていないという不満がトラブルの原因になることがあります。
実際にあった事例として
- 時間内に掃除が終わらなかった
- スタッフの都合でキャンセルされたのに代替スタッフが手配されなかった
- 掃除のスキルが低すぎる
などがあります。
こちらのトラブルは、スタッフのレベルの低さや利用者とスタッフとのコミュニケーション不足が原因です。
このような事が起きない為にも、スタッフの教育や研修内容が徹底された会社を選ぶことや家事代行を利用する前に、どのレベルまで掃除をしてほしいのかなど利用者の希望を細かく伝えるようにしましょう。
家事代行で実際にあったトラブル⑤盗難に関するトラブル
家事代行会社を通してプロのスタッフを依頼したにも関わらず盗難にあうことは、あってはならないことです。
しかし実際に「部屋から大事にしていた嗜好品を盗られた」と言う声があります。
不在中の掃除を依頼する場合、どのようなスタッフが来て何をしているのかを見ることが不可能なので、在宅時に家事代行を依頼するよりも盗難のリスクがゼロとは言えません。
不在時に依頼する際は、大事なものや高額品はなるべく見えない場所に隠すなどの防衛策を取りましょう。
不安な方は防犯カメラの設置などもおすすです。
万が一、盗難の被害にあった場合には家事代行サービス会社はもちろん警察へ相談するようにしてください。
家事代行のトラブル回避方法
それでは上記のようなトラブルを防ぐために、家事代行サービスを契約する際確認するべきポイントをご紹介します。
家事代行のトラブル回避方法①契約内容をよく確認する
家事代行サービスを利用する際には、まず家事代行会社のサービス内容・料金・スタッフの質・口コミなどを調べることが重要です。
気になる会社がピックアップ出来たら、必ず事前の無料見積もりを依頼しましょう。
この事前見積もりの際に、心配な点や不明点をすべて解決しておくことや料金のオプションなど細かくチェックするようにしてください。
スタッフが急に来れなくなった場合の対応や、どのレベルまで細かく掃除を依頼するかなど利用者の希望を細かく伝えることで後々のトラブルを減らすことが出来ます。
また、初回の家事代行サービス利用時はなるべく在宅時を選びましょう。
そうすることで、スタッフに依頼したい作業内容や、逆に触られたくない箇所や注意点を直接伝えることが出来るので、次回から安心して依頼することが出来ます。
家事代行のトラブル回避方法②貴重品の管理を徹底する
家事代行サービスを利用する際に、一番怖いのが盗難ではないでしょうか。
盗難を防ぐためには、一番は在宅時に依頼する事ですが、仕事などで忙しい方が依頼している場合は難しいでしょう。
ですので、不在時に依頼する際は貴重品は金庫を用意して入れておくことや、防犯カメラを用意することが重要です。
また、家事代行サービスを依頼する際に大手の会社に依頼する事も大切なポイントです。
最近では低料金で手軽に依頼できる家事代行のマッチングサービスなども多くみられます。
この場合は個人間の契約となるので、盗難にあった場合に連絡が取れなくなったり責任の所在が分からなくなってしまう可能性がありますので注意しましょう。
家事代行のトラブル回避方法③損害保険の有無の確認
家事代行を依頼する際は、損害補償保険に加入している会社かどうか確認することが重要です。
理由としては、家事代行サービスのスタッフはプロとはいえ故意ではなく家具や食器、家電を傷つけてしまう可能性がセロではありません。
しかし、万が一そのような事故が起こった際でも、家事代行会社が損害補償保険に加入していた場合は、費用を補償してもらうことが出来ます。
あってはならない事ですが、万が一の時を考えて損害補償保険に加入している家事代行会社を選ぶことがおすすめです。
実際に家事代行でトラブルが起こった場合の対処法
ここからは、万が一トラブルが起きてしまった際は家事代行業者や消費生活センター、場合によっては警察に相談する事をおすすめします。
以下で具体的に説明していきましょう。
トラブル対処法①家事代行業者に連絡する
万が一、トラブルが発生した場合は速やかに家事代行業者に連絡しましょう。
その際は、トラブルの発生場所の写真をとっておくことで証拠となる場合があります。
なるべく詳しい内容を家事代行業者に伝えて、問題解決してもらうように依頼しましょう。
トラブルに伴い、スタッフも変更してもらうよう依頼することも大切です。
トラブル対処法②消費者生活センターに相談する
もし、家事代行業者にトラブル解決を依頼しても解決が難しいと感じた場合は、消費生活センターに相談することをおすすめします。
家事代行業者によっては、対応が遅かったりトラブル対応の姿勢に問題があるケースがあるので、その場合には消費者生活センターに相談することで解決へ向けた対処法を教えてくれるでしょう。
一人で抱えることなく、第三者に相談することが大切です。
トラブル対処法③警察に相談する
万が一、盗難などの被害にあった場合には家事代行業者に報告するとともに警察にも届けを出すことをおすすめします。
特に、個人間契約で家事代行を依頼した場合には、家事代行業者を通してない場合がありますのでトラブルに合った際は警察に相談しましょう。
家事代行のトラブルについてまとめ
今回は家事代行の利用時に実際に起こったトラブルと、その対処法をご紹介しましたがいかがでしたか。
家事代行を依頼する際は、必ず契約内容を細かくチェックし自分にあったサービス内容なのか、スタッフの質は自分の求めているレベルなのかを確認することが大切です。
また、損害補償保険の有無など万が一のトラブルの際に補償してくれるシステムがあるのかも忘れずにチェックしましょう。
家事代行サービスは家事を依頼することで、家事負担が減り心や身体の余裕が生まれる素晴らしいサービスです。
家事代行サービスでトラブルにあわない為にも、利用する前に是非参考にしてみてください。