ナショナルエアコン(現パナソニック)を使っていて、タイマーが点滅して運転が停まってしまったら焦りますよね。
実は、ナショナルエアコンのタイマーが点滅する原因は診断コードを確認することで調べることができます。
この記事では、ナショナルエアコンのタイマーが点滅する原因と対処法について解説します。
ナショナルエアコンのタイマーが点滅してお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ナショナルエアコンのタイマーが点滅する原因
ナショナルエアコンのタイマーが点滅する原因と対応方法を、Panasonic公式サイトの情報を元に一覧表にしてみました。
診断コードごとに対処法が違うので、活用してみてください。
診断コード | 原因 | 対処法 |
H11 | エアコン本体と室外機の通信に不具合あり。 | 点検・修理が必要。 |
H14 | エアコン本体のセンサー異常。 | ・台所や厨房に設置している場合、涼しい環境にして様子をみる。 ・電源を入れ直しても、タイマーランプが点滅するときは、点検・修理が必要。 |
H16 | エアコンが運転しているのに少量しか電流が流れていない。 | ・電源を入れ直しても、タイマーランプが点滅するとき、点検・修理が必要。 |
H19 | エアコン本体から風を送るファンが回転できなくなっている。 | 点検・修理が必要。 |
H50 | 排気(換気)ファンモーター異常。 | ・電源を入れ直しても、タイマーランプが点滅するときは、点検・修理が必要。 |
H51 | フィルターそうじノズル、またはブラシそうじブレード動作異常。 | ・エアフィルターを付け直し本体リセット。 ・フィルターそうじノズルが途中で止まっているときはノズルリセット。 ・上記の対処をしても、タイマーランプが点滅しているときは、点検・修理が必要。 ※冷暖房機能は正常なため一時的に運転可。 |
H52 | フィルターおそうじ機能に不具合あり。 | ・エアフィルターを付け直し本体リセットしても、タイマーランプが点滅するときは、点検・修理が必要。 ※冷暖房機能は正常なため一時的に運転可。 |
H56 | ルーバーが正常に動作できていない。 | ・上下ルーバーが障害物に当たっている場合取り除く。 ・電源を入れ直しても、タイマーランプが点滅するときは、点検・修理が必要。 |
H59 | 赤外線センサーの異常。 | ・電源を入れ直しても、タイマーランプが点滅するときは、点検・修理が必要。 |
H96 | 購入設置時の試運転の際にのみ表示される。 | ・再度試運転を行い、異常表示がされなければ問題なし。 ・改善しない場合・設置または移設直後ではない場合は、点検・修理が必要。 |
H97 | 室外機のファンの異常。 | 電源を入れ直しても、タイマーランプが点滅する時は、点検・修理が必要。 |
その他 | 何らかの異常。 | 修理診断ナビでエラー内容を確認。 |
参考:Panasonic公式「よくあるご質問」
上記のようにエラーコードによって様々な対応方法があります。
自身のナショナルエアコンはどのようなエラーなのか確認し、試してみましょう。
タイマーランプってどれ?
そもそも「タイマーランプ」ですが、運転ランプの隣に存在しているランプのことです。
ナショナルだと運転ランプと同じような形で設置されています。
つぎに、ナショナルエアコンのタイマーが点滅した時の具体的な対処法について紹介します。
ナショナルエアコンのタイマーが点滅した時の対処法
ナショナルエアコンのタイマー点滅時の具体的な対処法は、以下の3ステップです。
- 診断コードを確認する
- コードごとの対処法を試す
- エアコン修理の業者に依頼する
それでは1つずつ詳しく解説します。
①診断コードを確認する
ナショナルエアコンのタイマーが点滅した時には、まずは診断コードを確認して原因を調べましょう。
診断コードは英数字3桁で、調べる方法は2つあります。
1つ目はリモコンの「お知らせ」ボタンを押す方法です。
リモコンの「お知らせ」ボタンを押すと、液晶表示部に診断コードが表示されるのでチェックしてみてください。
2つ目はエアコン本体の前面パネルを開ける方法です。
前面パネルを開けると、右下に診断コード表示部があるので確認してみましょう。
②診断コードごとの対処法を試す
ナショナルエアコンのタイマーが点滅した時に診断コードが確認できたら、コードごとの対処法を試してみましょう。
タイマーが点滅する時は、エアコンに不具合が起きている可能性が高くなりますが、電源を入れ直すことで改善する場合があります。
電源を入れ直してもタイマーランプが点滅している場合は、点検・修理が必要なので早めに業者に連絡しましょう。
③エアコン修理の業者に依頼する
ナショナルエアコンのタイマーが点滅し、診断コードごとの対処法を試しても改善されない場合は、プロの修理が必要な状態となっています。
この場合は自分では何もせずに、エアコンの電源プラグを抜いてエアコン業者に依頼しましょう。
エアコンの修理がメーカーよりも安くて早い「テイクサービス」
エアコンに不具合が起きた場合は「テイクサービス」に相談してみましょう。
「テイクサービス」は、エアコン・家電取付修理やアンテナ・コンセント配線などの困りごとに対応してくれる業者です。
エアコンの各種メーカーに対応しており、国家資格保有者が現場に出て工事や修理をしてくれます。
最短5分で来てくれるので、急いでエアコンを修理したい人にもおすすめです。
メールは24時間受付で、年中無休なので休日の困りごとにも対応してくれます。
エアコンのタイマーが点滅しないよう防ぐには
ナショナルに限らず、エアコンのタイマーが点滅してしまうのを防ぐには日々のお手入れが大事です。
エアコンは一見そこまで定期的にお手入れをしなくても稼働しているように見えますが、実はどんどんホコリやゴミが溜まっており点滅や故障の原因になります。
もしエアコンのお手入れが自分では面倒な場合も、家事代行などで気軽に頼んで3ヶ月に1回はお掃除しておきましょう。
エアコンクリーニングを依頼するなら「カジタク」が特におすすめです。
防カビコートを無料でやってくれる上に、料金価格も一律なのですごく分かりやすいです。
他にもエアコンの故障の前触れである「エアコンがカビ臭い」などと感じた時は下記記事も参考にしてください。
ナショナルエアコンのタイマーが点滅する原因と対処法まとめ
今回は、ナショナルエアコンのタイマーが点滅する原因と対処法について解説しました。
エアコンのタイマーが点滅すると焦ってしまいますが、まずは診断コードを確認して対処法を試してみてください。
そして、対処法を試してもタイマー点滅が改善しない場合は、エアコンのプロ業者に相談してみましょう。公式に依頼するよりも修理代が節約できるかもしれません。
ナショナルエアコンのタイマーが点滅してお困りの方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。