日々ゆったりとした生活を送りたいと感じ、田舎暮らしに憧れる人が近年増加しているようです。そこで今回は、田舎で暮らす際のおすすめ物件や、物件を探す際のポイントについて紹介していきます。
田舎の物件とは
現役時代は都会で仕事をして、リタイアしてから田舎に家を買って引っ越すケースもあります。雰囲気が都会とは違い、大らかで周りの住民との関係性を大事にしますし、細かな決まりなどもなくて快適に過ごせます。また、広大な敷地に建てられた家は開放感がありますので、ゆったりとした生活を送りたい人に最適です。
地域によっては、行事や共同作業などもありますので、それに駆り出されるのが億劫だと感じる人もいるかもしれませんが、その地域のコミュニティに積極的に参加することで一員になれますし、困った時に助けてもらえます。そもそも、地方では人手が足りなくて、行政だけで対応できる範囲は限られており、地域住民も協力していかないとやってはいけません。そのような事情を踏まえた上で、暮らしてみたいと思う地域を見つけて引っ越し先を探すことが大切です。
田舎暮らしにおすすめの物件2選
それでは早速、田舎暮らしにおすすめの物件を見てみましょう。
古い日本家屋の物件
せっかく田舎暮らしをするのですから、おすすめしたいのは古い日本家屋の物件です。古くてもリフォームをすれば快適に過ごせますし、設備面だけ新しくすれば、見た目は古くて趣があっても機能性をアップさせられます。日本家屋は各地にありますが、手が行き届かなくてリフォームが必要な物件ばかりですので、引っ越しを考えている時には早めに探して、好みの形に直すのがお勧めです。中には築100年を超えるような古民家もあり、その佇まいには趣があります。写真に収めたくなるような見た目ではありますが、修繕が必要な個所も多いので、内見した後に見積りをしておかなければなりません。
海の近くの物件
日中は青い海を眺めながら、のんびり過ごすことができる海の近くの物件もおすすめです。夜になれば、立地によっては海に夕日が映るのを眺めることもできます。波の音を聴きながら読書をしたり、のんびりと昼寝をしたりするのも素敵です。食の面では、新鮮な魚介をすぐに食べられる環境ですので、毎日の食事も楽しみになります。レジャーではサーフィンやシュノーケリングもできますし、釣りが好きな人には、すぐに釣りに行けることも魅力的にうつります。家を探す時には、高台にある物件の方が安心です。おすすめは、海を見渡せるような場所にある高台の家であり、台風等の災害を考えると少し距離があった方が良さそうです。
田舎で物件を選ぶ際のポイント
田舎で物件を探す際のポイントについて、こちらでご紹介します。
格安物件を探す
予算的に、あまり多くのお金を捻出できない場合には、格安物件を探すことで解決できます。田舎と言っても、新しくて立派な家はまとまった金額が必要になりますが、古くて少し手直しが必要な場合には安く手に入ります。それを購入し、時間をかけて自分でリフォームすれば、お金がなくても移住することが可能です。賃貸という選択肢もありますが、購入すれば自分好みの家に改造できますので、ずっと住むつもりなら購入してしまうことをおすすめします。田舎の家はとても広いので、買う場合でも都会とは比べ物にならないくらい安く設定されています。それに加え、どこでも広い家が建てられていますので、趣味を楽しむ離れを用意したり、作業道具を入れておく倉庫を作ることも容易です。
平屋で探す
気に入った地域があるが、住みたい家が見つからない場合のおすすめは、新築してしまうことです。新築というと非常にハードルが高いように思えますが、実際には土地代がほとんどかかりませんので、上物だけを考えれば良いので決して難しい話ではありません。そこに建てるのは、やはり木造の和風建築が風景にもなじみます。
広い敷地が田舎暮らしの醍醐味であり、わざわざ狭い土地に家を建てなくても、広大な敷地に余裕を持った設計でつくることができます。そのため、平屋も田舎暮らしをするのにピッタリです。平屋の良い点は、移動がとても楽なことです。足腰が弱ってきても、日々の生活の中で階段の上り下りをしなくても良いので楽に過ごせます。日差しはどの部屋にもたっぷりと降り注ぎ、風通しも抜群です。二階建てにすると、日差しの入らない場所も出てきてしまうのですが、平屋は窓の位置や家の向きをきちんと考えることで全ての部屋を明るくできます。実は耐震性や耐風性にも優れていますので、災害対策を考える上でも理想的な形です。土地代が安いからこそ実現できるものですので、田舎暮らしを考えている場合には平屋で探すのもお勧めです。
別荘分譲地を選ぶ
これは、地方の海や山の近くのリゾート地周辺によく見られる形ですが、元々は大手開発業者が建てた大規模分譲がたくさんありますので、質の良い快適な家が手に入ります。そもそも都会の人たちが別荘として購入されていたものであり、通常の住居用にすることも可能です。移住をする場合、管理事務所があってきちんと管理されているところが多いことも安心材料です。冬になると、雪が降る地域では、道路の除雪なども行ってくれます。管理事務所が管理する物件を選ぶと、高齢になってから移住しても不便を感じることなく生活できます。
まとめ
田舎暮らしは、時間を忘れてゆったりとした生活を送ることができるので、憧れを抱く方も多いです。物件選びの際には、自分のライフスタイルや予算に合わせて、最適な物件を選びましょう。
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