海に囲まれた沖縄は、自然が豊かで、美味しいご飯が数多くあります。魅力が多いため、沖縄で暮らしたいと考える人も多いのではないでしょうか。
そこで、沖縄で暮らす際のおすすめ物件をご紹介します。気に入る物件がなかった場合は問い合わせ窓口も設置しています。
また、沖縄に住むメリットとデメリットも一緒に確認していきましょう。
沖縄の物件とは
沖縄は人口が密集しているわけではないため、大勢の人が暮らせる高層住宅があまり必要ありません。そのため、沖縄の物件は、低層階の集合住宅が多いです。2から4階の物件が多いと考えておくと良いでしょう。そして、家賃の相場は比較的低めで、県庁所在地である那覇市でもワンルームが5万円前後で借りられます。
沖縄は車移動が基本なので、車を保有することを前提にして、物件を探すようにしましょう。車移動が重要だということは、どの不動産屋も理解しているので、駐車場が備わっている物件が多いです。ただ、複数台分の駐車スペースが用意されているとは限りません。したがって、家庭で2台以上車を使うのであれば、利用できる駐車スペースの数を確認することが大切です。
また、沖縄は一年を通して全体的に暑いので、入浴時に湯船に浸かろうとしない人が多いです。そのため、シャワーしかない物件も数多くあります。また、浴槽はあるけれども、追い焚き機能が備わっていない物件も少なくありません。したがって、入浴時に湯船に浸かる習慣がある人は要注意です。
沖縄のおすすめ物件4選
それでは早速沖縄のおすすめ物件を見てみましょう。今回は家賃が安めのレオパレス物件をメインにピックアップしてみました。
レオパレスOROKU2
赤い壁が特徴的な、3階建ての集合住宅です。賃料は5万円と、那覇市の平均的な額に設定されています。オーソドックスな1Kですが、ベッド下のスペースやロッカーなど、収納の多さが特徴的です。また、家具家電はそなえつけられているため、新しい生活を始めやすいです。そして、フローリングに白い壁で、全体的に雰囲気が明るくなっています。また、キッチンにはピンクカラーが取り入れられているため、おしゃれな生活をしたい人におすすめです。
レオネクスト美津
外観がココアカラーの、3階建て集合住宅で、5.2万円の賃料で利用することが可能です。ゆいレールの駅からは遠いですが、駐車場があるため、車移動が中心の人におすすめします。室内は白い壁に明るい色のフローリングで、清潔感のある内装になっています。そして、扉や縁などは、暗めのブラウンです。そのため、シックでモダンな雰囲気に仕上がっています。落ち着いた大人の生活を送りたいという人におすすめです。
レオパレスMINE
オーソドックスな1Kですが、ロフトが付いているため、室内の空間を広々と使える物件です。賃料は5万円に設定されています。駐車場が付いているため、車移動が中心の人向けです。ただ、ゆいレールの赤嶺駅まで徒歩5分なので、ゆいレールで移動するという人にもおすすめできます。駐輪場があるため、駅までの移動がしやすいでしょう。
レオパレスちゅら
月4.8万円で利用できる、落ち着いた外観が特徴の物件です。ゆいレールの駅からは離れていますが、バス停が近く、駐車場も利用できます。そのため、車あるいはバスで移動する人におすすめです。そして、家具家電は付いていますが、部屋の中は特殊な構造ではなく、至ってシンプルです。そのため、部屋の構造に捉われることなく自分の生活スタイルを作りたいという人におすすめします。
沖縄に住むメリットとは?
沖縄に住むとどんな良いことがあるのか、詳しく紹介していきます。
冬でも極寒にならない暖かさ
沖縄といえば、暖かい気候が大きな特徴です。暖かい黒潮が流れる海に囲まれているため、冬でも極寒になることはありません。その暖かさは、寒さが苦手だという人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。1年で最も気温が低くなる1月頃でも、大掛かりな防寒対策は必要ないです。ジャケットを羽織る程度の服装で過ごすことも不可能ではありません。そして、海からの風が常に吹くため、熱がこもりにくいです。したがって、真夏であっても、内地よりも気温が大幅に高くなることはありません。
手軽にマリンレジャーを楽しめる
沖縄は、マリンレジャーを楽しめるスポットが数多くあります。沖縄本島だと、3月中旬から10月にかけてがマリンレジャーのシーズンです。そのため、沖縄に住むと、1年の半分以上の期間、マリンレジャーを楽しむことも不可能ではありません。沖縄は決して広くはないため、どこに住んでいたとしても、車を使えば数時間でマリンレジャーのスポットに行けるでしょう。したがって、日帰りでマリンレジャーを楽しむことも可能です。
花粉症で辛い思いをしにくい
スギやヒノキの花粉症を持っている人は、花粉に悩まされにくくなるというのも大きなメリットです。沖縄には数多くの植物が自生していますが、花粉症の原因になりやすいスギとヒノキの数はあまり多くありません。また、スギとヒノキはいずれも、寒い冬から暖かい季節に移るタイミングで、大量の花粉を飛ばすという性質があります。沖縄は冬でもある程度暖かく、気候が安定しているため、花粉を飛ばしにくいです。したがって、内地が花粉症のシーズンに入っても、沖縄だとあまり辛い思いをせずに済むでしょう。
のんびりとした生活を実現しやすい
沖縄で暮らす人々は、時間に厳しくない人が多いです。特に沖縄で生まれ育った人や、沖縄に移住して長く暮らしてきた人は、ウチナータイムという独自の時間感覚を持っています。約束の時間を守ることをあまり重要視していないので、多少の遅刻で激怒するような人はいません。そのため、全体的にのんびりしていて、余裕があります。時間に厳しい人にとっては、ウチナータイムはデメリットのように感じられるかもしれません。けれど、1分1秒の遅れも許さない、時間に厳しすぎる生活に疲れている人にとっては、大きな魅力と言えるでしょう。
沖縄に住むデメリット
逆に沖縄に住むと大変なこともあるので注意しましょう。
物価や送料が高くなりやすい
沖縄に住む場合、日用品など色々なものを買わなければいけませんが、内地から輸送されてくる商品は輸送費が加算されるため、全体的に物価が高いです。また、通販など、内地から商品を取り寄せるサービスは、沖縄への配送料が高く設定されています。そのため、物価や配送料の高さが、家計を圧迫しやすいのはデメリットと言えるでしょう。
仕事が見つかりにくい
沖縄は、仕事の数が決して多くありません。内地と比べて企業の数が少ないため、仕事先の選択肢が限られやすいです。そして、県内全体で、賃金の相場が低いという特徴もあります。したがって、希望する職種や賃金などの条件次第では、仕事が見つからないかもしれません。沖縄に移住してから仕事を探し始めて、中々良い条件の仕事が見つからないというのはよくあることです。したがって、内地の勤務先を辞めて、沖縄で新しい仕事を探そうとしている人は注意しましょう。
台風の影響を受けやすい
沖縄は、毎年夏から秋にかけてやってくる台風の影響を受けやすいです。内地と違って上陸する可能性が高く、上陸している間は外出ができない程強い風が吹きます。また、台風が来ると内地からの物流が止まるため、スーパーやコンビニから商品がなくなることも珍しくありません。さらに、台風の影響が大きければ、断水や停電も起こります。外出できないだけでなく、自宅で過ごす際にも台風の影響を受けてしまい、生活に支障を来しやすいのがデメリットです。
公共交通機関が使いづらい
沖縄には内地のような鉄道網がなく、唯一走っている電車は、モノレールのゆいレールのみです。それ以外の交通機関は、バスが中心となっています。ただ、バスは本数が少ない上に、路線が複雑であるため、利用しにくいです。そのため、沖縄に住む多くの人は、移動のためのマイカーを持っています。したがって、免許やマイカーを持っていない人が沖縄に住むと、移動が困難になりやすいでしょう。
沖縄で物件を選ぶ際は生活スタイルと気候に注意しよう
沖縄に住む場合は、車移動中心など、内地とは異なる生活スタイルになりやすいです。また、内地とは気候も違います。そのため、沖縄で物件を選ぶ際には、生活スタイルと気候をしっかり考えるようにしましょう。また、実際に住む前に、メリットとデメリットをしっかり把握しておくことも大切です。
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