こんにちは、Good Life Spaceです。
寒い日や暑い日の必需品であるエアコンが、効かなくなったら困りますよね。
この記事では、「エアコンが効かない原因とその対処法」をご紹介します。
エアコンが効かない原因が故障ではなく、自分で直せるケースもあるので、お困りの方はぜひ参考にしてみて下さい。
まずはエアコンが効く仕組みを知る
エアコンが効かない原因や対処法を解説する前に、どのような仕組みでエアコンが効いているのかを解説します。
冷房を例に、エアコン内部でどのような順序をたどって冷たい風が出てくるのか順を追って簡単に説明します。
- 室内機が、室内の暖かい空気をエアコン内部に取り込む
- 室内機から室外機へ繋がる冷媒配管内の冷媒ガスを通じて、①で取り込まれた熱が室外機の方向へ移動していく
- 室外機へ運ばれた熱を含む冷媒ガスが圧縮機のなかに入り、圧力によって高温に変化する
- 室外機の熱交換器に差し掛かった高温の冷媒ガスから、熱だけが室外へ放出される
- 熱が取り除かれた冷媒ガスが、減圧器によって低温に変化する
- 低温に変化した冷媒ガスが、冷媒配管を通って室内機の熱交換機を通り、冷たい空気だけが室内に送られる
冷房は、以上の循環によって室内の空気を冷やしていきますが、熱が移動するのは「熱は多いところから少ないところに移動する」という性質が利用されているからです。
ちなみに、暖房が稼働しているときは逆の仕組みで室内の空気が温まります。
そして、エアコン内部で起こる循環のなかのどこかに不備が出たとき、エアコンが効かなくなるということです。
エアコンが効かない6つの原因と対処法

では、どのような時にエアコンが効かなくなるのでしょうか。
大きく分けて6つの原因がありますので、以下で詳しくご説明していきます。
エアコンが効かない原因①冷媒ガスが漏れている場合
冷媒ガスが漏れてエアコンが効かなくなっている場合、業者による修理と冷媒ガス補充が必要です。
エアコンの中には冷媒ガスが補填されており、エアコン内部の熱を運ぶ重要な働きをしていますが、その冷媒ガスが漏れることで、冷房・暖房ともに効きが悪くなります。
冷媒ガスは、エアコンを設置するときに注入し内部を循環し続けるので、通常であれば外に漏れることはありません。
しかし、以下のような原因によってガス漏れが起き、エアコンが効かなくなっている可能性があります。
- 何らかの原因で冷媒配管に亀裂や穴ができた
- 最初の取付作業時にミスがあった
- 初期段階から冷媒ガスが不足していた(まれにある新品不要)
冷媒ガスがない状態を放置すると、ただ送風をしているのと同じ状態になり、エアコンとしての役目を果たしません。
冷媒ガスが漏れているときの対処法
冷媒ガスが漏れているときは、素人の手で補充することは不可能です。
そのため、早めに修理業者に修理を依頼し、配管の修復や冷媒ガスの補充をしてもらう必要があります。
エアコンが効かない原因②各部品が故障している場合
ガスが原因ではない場合、エアコン内部の部品が故障している可能性も否定できません。
エアコン内部で故障が考えられる部品としては、以下が挙げられます。
- 冷媒ガスを圧縮するコンプレッサー(圧縮機)の故障
- 膨張弁や電磁弁などのエアコン主要部品の詰まり
- エアコンに搭載されているセンサーの不調
これらは、どれも重要な部品であり、どれか1つでも働かなくなればエアコンも正常に動かなくなります。
各部品が故障しているときの対処法
何かしらの部品に故障が認められる場合は、修理会社にお願いをして修理をしてもらうのが一番おすすめです。
あまりにも古い場合はパーツの交換などが頻繁に行われるケースがあるため、購入した方が良い場合もあるでしょう。
エアコンが効かない原因③フィルター・吸気が汚れている

エアコンのフィルターや吸気口が汚れていると、空気の通りが悪くなることでエアコン内部での循環が阻害され、エアコンが効かなくなります。
特に、長年使用を続けているエアコンはホコリが溜まりがちです。
フィルター・吸気口が汚れているときの対処法
長年の使用によってホコリが溜まっている場合は、フィルター・吸引口の掃除を行いましょう。
掃除機や拭き掃除によって、ホコリをきれいに取り除いてください。
エアコンが効かない原因④室内機・室外機の内部が汚れている
室内機・室外機の内部が汚れていると、エアコン内部の空気循環が上手くいかず効きが悪くなってしまいます。
特に、熱交換器が汚れていると、空気を冷やしたり温めたりする機能が弱くなり、エアコンとしての役目を果たせなくなります。
室内機・室外機の内部が汚れているときの対処法
エアコン内部は、無理に掃除しようとするとさらなる故障を招きかねません。
そのため、エアコンクリーニング業者に依頼をして内部を掃除してもらうのがおすすめです。
エアコンが効かない原因⑤室外機周辺の環境
室外機周辺の環境も、エアコンが効かない原因の1つです。
たとえば冷房であれば、室外機から熱を放出することで室内に冷たい風を送り込んでいますが、何らかが原因で室外機からの排熱を正常にできなければ、冷たい風を室内に送れなくなってしまいます。
室外機周辺が以下のような環境になっていないか、確認してください。
- 室外機の吹き出し口周辺に障害物が設置されている
- 室外機が直射日光にさらされている
室外機がこれらのような環境にある場合、室外機の働きを阻害されている可能性が高いです。
室内機・室外機の内部が汚れているときの対処法
植木鉢やバケツなどが室外機の周りに置いてある場合は、室外機からの放熱を妨害している可能性が考えられるため、別の場所に移動してください。
また、室外機に直射日光が当たると周辺温度が上昇し、放熱がうまくできなくなります。
そのため、室外機から1m程度距離があるところに遮光できるものを設置して、直射日光が当たらないようにしてください。
エアコンが効かない原因⑥部屋の大きさにエアコンが対応していない
エアコンの性能に部屋の大きさが見合っていないことで、エアコンが効かないパターンもあります。
エアコンは、機種ごとで対応できる部屋の広さが設定されていて、たとえば15畳用のエアコンであれば15畳ほどの部屋を冷やしたり温めたりするのに最適です。
しかし、リフォームや引っ越しなどによって以前より部屋が大きくなってもなお同じエアコンを使い続けることで、エアコンが効かなくなります。
また、天井が一般的な部屋と比べて高さがあることで、エアコンが効かないことも考えられます。
部屋の大きさにエアコンが対応していないときの対処法
部屋の大きさにエアコンが対応していないときは、部屋の大きさに見合った性能のエアコンに買い替えましょう。
エアコンの性能を確認し、小さめに設定されている「暖房の畳数目安」を参考に、新しいエアコンを選んでみてください。
エアコンが効かない場合におすすめの修理業者

自分でもできる対処法でもエアコンが効かない場合は、専門の修理業者を呼ぶことをおすすめします。
エアコンを修理する時におすすめの業者は、「テイクサービス」です。
テイクサービスは、年間三万件を超える電気工事や修理を行っている信頼と実績がある修理業者です。
全国でサービスを提供しており、料金も8,800円(税込)~と格安料金となっています。
24時間365日対応で、最短5分というスピード対応も可能。
「エアコンを掃除しても効かない」という方は、是非テイクサービスに依頼してみてはいかがでしょうか。
エアコンが効かない原因と対処法まとめ
今回は、エアコンが効かない場合の原因とその対処法をご紹介しました。
エアコンが突然効かなくなる前に、定期的な掃除や周辺環境の確認を行う事が重要です。
また、エアコンが効かない原因が故障の場合には、専門の修理業者に依頼するようにしましょう。
テイクサービスは、家電のプロ集団となっており格安料金で修理をしてくれる業者です。
エアコンが効かなくて困っている方は、是非この記事を参考にしてみて下さい。

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